研究課題/領域番号 |
23592496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
村田 潤子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80332740)
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研究分担者 |
木村 透 北里大学, 理学部, 教授 (50280962)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Pi3K/Aktシグナル伝達系 / PTEN / PTEN ckoマウス / ほ乳類 / 内耳発生 / 感覚上皮予定領域 / 有毛細胞 / PI3K/Aktシグナル径路 / 蝸牛 / PI3K/Aktシグナル経路 / PTEN cko マウス / convergent extension / PI3/Aktシグナル伝達系 |
研究概要 |
PTENは癌抑制遺伝子産物でありPI3K/Aktシグナルに拮抗する。我々はマウスの内耳特異的にPTEN遺伝子を欠失させる(PTEN CKOマウス)ことで哺乳類蝸牛発生におけるPTENの役割の解明を試みた。 PTEN CKOマウス蝸牛では、蝸牛管径は増大し感覚上皮予定領域外で細胞増殖が遷延化していた。有毛細胞に過剰列が観察されたが蝸牛管長はコントロールに比して短くなっていた。CKOマウスでは感覚上皮前駆細胞マーカーの発現パターンには変化がなかったが、有毛細胞分化は促進されていた。以上からPTENの感覚上皮予定領域決定以降での細胞の分化/増殖制御と、蝸牛管の収斂伸長への関与の可能性が示唆された。
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