研究課題/領域番号 |
23592508
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
石永 一 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (50335121)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | TGFalpha / eosinophilic sinusitis / TGFα / MUC5AC / EGFシグナリング / 好酸球性副鼻腔炎 / IL-31 / Th2サイトカイン / TGFα / MUC5AC |
研究概要 |
好酸球性副鼻腔炎は粘ちょうな分泌物、長期間の鼻閉、嗅覚障害などを呈する難治性副鼻腔炎である。今回の研究で、我々は好酸球性副鼻腔炎におけるムチン産生にかかわっている成長因子を検討した。 TGFαでの免疫染色では正常人、慢性副鼻腔炎の患者に比して好酸球性副鼻腔炎患者の粘膜下組織に著明に染色された。TGF-αは TNF-αと相乗的に働いて、MUC5AC 遺伝子発言を更新させた。またそれは ERKシグナルを介して行われていた。我々の結果はTGF-αは好酸球性副鼻腔炎患者の上気道に高発現しており、ムチン過分泌に深くかかわっていることを示した。
|