研究課題/領域番号 |
23592526
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
楯谷 一郎 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20526363)
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研究分担者 |
平野 滋 京都大学, 大学院医学研究科, 講師 (10303827)
武藤 学 京都大学, 大学院医学研究科, 教授 (40360698)
北村 守正 京都大学, 大学院医学研究科, 助教 (60543262)
嘉田 真平 独立行政法人国立病院機構京都医療センター, 臨床研究センター, 研究員 (70543263)
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連携研究者 |
瀬藤 光利 浜松医科大学, 教授 (20302664)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 耳鼻咽喉科学 / 頭頸部外科学 / 表在癌 / 質量顕微鏡 / アラキドン酸 / 上皮下浸潤 / 質量分析 / 咽頭 / 下咽頭癌 / 発現プロファイリング / イメージングマススペクトロメトリー / 免疫染色 |
研究概要 |
咽頭表在癌の予後は一般に良好であるが、特に不幸な転機を取ることがある。咽頭表在癌は癌の微小浸潤解析の良いモデルであり、咽頭表在癌の分子発現解析を行うことが予後因子の同定、癌の浸潤機構の解明につながることが期待される。質量顕微鏡は切片上の任意の既知あるいは未知の分子発現を網羅的に解析する手法であり、本研究において下咽頭表在癌5例を対象に質量顕微鏡法を用いて表在癌病変の上皮部と上皮下浸潤部の分子発現を比較した。結果、上皮下浸潤部にはアラキドンサンを含むホスファチジルコリンが多く発現していることが明らかとなり、癌浸潤の先端部では細胞膜の構造変化が起きている可能性が示唆された。
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