研究課題/領域番号 |
23592530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
兵頭 政光 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (00181123)
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研究分担者 |
小森 正博 高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (30565742)
西窪 加緒里 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (60380242)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 嚥下障害 / 嚥下内視鏡検査 / 嚥下造影検査 / 咽喉頭感覚刺激 / 薬物治療 / 外科的治療 / 嚥下訓練 / 病態評価 / カプサイシン / 嚥下機能の定量的評価 |
研究概要 |
嚥下障害の病態を客観的・定量的に評価法として、嚥下造影検査による喉頭挙上遅延時間(LEDT)および咽頭通過時間(PTT)は嚥下障害患者では有意に延長し、嚥下障害の重症度と相関した。われわれが提唱した嚥下内視鏡検査のスコア評価法は嚥下障害の様式や経口摂取の可否の判断を行うのに有用であった。 治療では、温度感覚刺激作用を有するカプサイシン投与によりLEDTおよびPTTが改善した。また、3~4ヵ月間の集中的な保存的治療を行っても声門閉鎖反射や嚥下反射の惹起が不良な例では、嚥下機能の改善は困難と考えられ、外科的治療の適応を考慮すべきと考えた。
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