研究課題/領域番号 |
23592565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 (2013) 京都大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
板谷 正紀 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70283687)
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研究分担者 |
大音 壯太郞 (大音 壮太郎) 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10511850)
野中 淳之 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40532601)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 緑内障 / 補償光学 / イメージング / 網膜神経線維束 / 神経節細胞 / 補償光学レーザー走査検眼鏡 / 網膜神経線維 |
研究概要 |
本研究では補償光学レーザー走査検眼鏡(AO-SLO)により健常眼網膜の網膜神経線維束の形態的特徴を明らかにし、再現性のある定量化が可能であることを示した。この正常眼のデータを元に、緑内障眼において網膜神経線維束は正常眼に比較して有意に細くなっていることを証明した。さらには網膜神経線維束の幅が対応する視野のクラスターのMD値と有意に相関することを示した。この知見は、緑内障患者において網膜神経線維束が視野異常に対応して狭細化していることを世界ではじめて示したものである。本研究成果は網膜神経線維層の内部の立体構造を評価する新しい緑内障診断の幕開けになる可能性がある。
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