研究課題
基盤研究(C)
家兎の光受容器と対光反射に関して評価を行った。家兎の対光反射は635nmの赤色光刺激に比較し470nmの青色光刺激にて持続的で大きな縮瞳を示した。硝子体内薬物注入家兎、もしくは変異型ロドプシン遺伝子トランスジェニック (Tg)家兎にて視細胞が委縮した後でも青色光刺激による対光反射のみ残存した。組織学的に家兎は視細胞の約95%は杆体で、網膜神経節細胞(RGC)中の超大型、多角で樹状突起が豊富なRGCは、メラノプシン含有RGCと考えられ、視細胞萎縮後も組織学的特徴を維持していた。以上の結果より家兎の対光反射は大部分が視細胞由来であるものの青色光刺激による反応の一部はmRGC由来であると結論した。
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