研究課題/領域番号 |
23592597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
日下 俊次 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (60260387)
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研究分担者 |
國吉 一樹 近畿大学, 医学部附属病院, 講師 (30234470)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 未熟児網膜症 / 血管内皮細胞増殖因子 / 血管新生 / 抗体治療 / 抗VEGF治療 / サイトカイン / VEGF / 硝子体 / 抗VRGF治療 |
研究概要 |
重症未熟児網膜症11例に対して抗血管内皮細胞増殖因子(VEGF)治療(アバスチン投与)を行った症例について、投与翌日、1週後、2週後に血清を採取、血清中のアバスチン濃度、VEGF濃度を測定した。その結果、アバスチン投与後に血清アバスチン濃度は経時的に上昇し、逆に血清VEGF濃度は経時的に減少し、両者は負の相関を示した。これらの結果から眼内に投与したアバスチンは血清中に移行し、血清中のVEGF濃度を低下させる可能性があることが示された。今後、抗VEGF治療を考える上で、薬剤選択の際の判断材料になるものと思われる。
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