研究課題/領域番号 |
23592666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
相星 淳一 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50256913)
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研究分担者 |
大友 康裕 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (40176946)
小林 哲幸 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 教授 (50178323)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | カルシウム非依存性ホスホリパーゼA2 / 脂質メディエータ / 出血性ショック / 腸管虚血再潅流 / 多臓器不全 / 腸間膜リンパ液 / 好中球 / カルシウム非依存性ホスホリパーゼA2 / 急性炎症 / 多臓器障害 / リゾリン脂質 / アラキドン酸 |
研究概要 |
出血性ショック後の腸間膜リンパ液から生物活性を有する不飽和脂肪酸含有lysophosphatidylcholine(LPC)およびlysophosphatidylethanolamine(LPE)を同定した。それらの産生にはiPLA2γの関与が推察された。さらに、iPLA2γ特異的阻害剤がリンパ液中の不飽和脂肪酸含有LPCを低下させ、肺傷害を軽減すること、また、ヒト好中球の生理的機能(活性酸素産生、エラスターゼ遊離、走化性)を完全に抑制することを明らかにした。iPLA2γは炎症過程の早期に活性化され、好中球の生物活性を制御することから、急性炎症に密接に関連する酵素であるかもしれない。
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