研究課題/領域番号 |
23592690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
櫻田 宏一 科学警察研究所, 法科学第一部, 室長 (10334228)
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研究協力者 |
太田 彦人 科学警察研究所, 法科学第三部, 室長 (40392261)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 4-PAO / 2-PAM / cardiac effect / ECG / actomyosin / ATPase / 神経ガス / オキシム / パム |
研究概要 |
4-PAOは、有機リン中毒で抑制されたAChEを再活性化させ、BBBを通過することから、脳内の解毒効果が期待されるが、それ自体の毒性に関する研究報告はほとんど認められない。そこで、ECG測定システムを用いてラット心筋収縮能に対する4-PAOの影響について調べたところ、房室伝導系に対して強い抑制作用を持つことが示唆された。さらに、40uM 濃度では、4-PAOだけでなく2-PAMもK+-EDTA-ATPase活性を有意に低下させ、オキシム類がミオシン分子を介してATPase活性に影響を与える可能性が示唆された。一方、4uM濃度の各種オキシム類は有意に抑制せず、今後さらに詳細な検討が必要である。
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