研究課題/領域番号 |
23592701
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉子 裕二 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (20263709)
|
連携研究者 |
鈴木 敦詞 藤田保健衛生大学, 医学部, 准教授 (90340265)
内田 宗志 産業医科大学, 医学部, 准教授 (60330990)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | FGF23 / 石灰化 / Phex / ASARM / 骨代謝 / KLotho / Klotho / ビタミンD / 骨細胞 |
研究概要 |
私たちは、リン利尿因子FGF23が骨形成を抑制することを見出したが、骨にはFGF23共受容体の膜タンパクKlotho (mKL)が発現していない。一方、私たちは、mKL由来の可溶型Klotho (sKL)がFGF23の作用を補完することを見出した。FGF23は骨に発現するFGFファミリーと一線を画し、活性型ビタミンD3の転写制御を受け、成熟骨芽細胞・骨細胞でのみ一過性のERK1/2のリン酸化を促した。このシグナルは、Phexの発現を抑制し、その基質となるASARMペプチドの蓄積を促した。ASARMペプチドは正常マウスの骨の石灰化を抑制した。以上より、FGF23の骨形成調節機構が明らかとなった。
|