研究課題/領域番号 |
23592707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
松尾 拡 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (70238971)
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研究分担者 |
自見 英治郎 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (40276598)
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連携研究者 |
青木 和広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40272603)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 口腔癌 / 顎骨浸潤 / NF-κB / NF-kB / 口腔扁平上皮癌 |
研究概要 |
口腔癌の顎骨浸潤における転写因子NF-κBの役割について検討した。顎骨浸潤を伴う口腔扁平上皮癌ではNF-κBの核移行が認められた。マウス口腔扁平上皮癌細胞株SCCVII細胞をマウス下顎角部より接種した後にNF-κBの選択的阻害剤NBDペプチドを投与すると、頬骨弓と下顎骨の破壊は抑制された。さらにNBDペプチドはSCCVII細胞および宿主ストローマ細胞のRANKL 発現を抑制し、破骨細胞形成を抑制した。またNBDペプチドは腫瘍細胞の増殖を抑制し、アポトーシスを誘導した。以上の結果より、NF-κBの選択的阻害剤は、口腔扁平上皮癌による顎骨浸潤を抑制すると考えられた。
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