研究課題/領域番号 |
23592765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
澤尻 昌彦 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (20325195)
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研究分担者 |
野村 雄二 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 助教 (80218370)
谷本 啓二 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 教授 (10116626)
滝波 修一 北海道大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (60154952)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | メダカ(Oryzias) / 放射線照射 / 破骨細胞誘導 / シグナル伝達物質 / 骨浸潤性腫瘍 / がん放射線治療 / 実験腫瘍学 / がん治療 / 咽頭歯骨 / 破骨細胞 |
研究概要 |
骨浸潤性腫瘍に対する放射線治療において照射後の骨の機能と形態の保存を目的としてメダカ(Oryzias)咽頭歯骨部を用いて放射線照射後の骨代謝,破骨細胞誘導の信号伝達物質を生化学的に計測してきた。骨浸潤性腫瘍においてはペリオスチンなどが高頻度に発現して骨代謝,石灰化,骨芽細胞の成熟に大きな影響を与えることが示されている。ペリオスチンの骨代謝に与える影響は明らかではないが,ガンマ線照射に比べて炭素線照射によってペリオスチンは増強され骨吸収が阻害されるだけでなく,骨芽細胞が産生される石灰化促進因子が増強される。このために骨の吸収阻害や放射線照射後の病的骨折防止に応用できる可能性が示された。
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