研究課題
基盤研究(C)
ロタウイルスは乳幼児ウイルス性下痢症の主な原因であり、感染経路は糞口感染であるとされている。本研究においてはウイルスの侵入門戸である口腔粘膜上皮に対するロタウイルスの感染性について研究することを目的とした。口腔癌由来培養細胞株を用いた感染実験の結果、ロタウイルスは口腔粘膜上皮にも感染することが明らかとなった。また、これと並行して行った腸管上皮細胞における感染実験では、type III インターフェロンの産生に至るシグナル伝達経路の解明を試みた。
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PLOS one
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