研究課題/領域番号 |
23592798
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鳥井 康弘 岡山大学, 大学病院, 教授 (10188831)
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研究分担者 |
吉田 靖弘 岡山大学, 歯学部, 研究員 (90281162)
長岡 紀幸 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (70304326)
白井 肇 岡山大学, 大学病院, 講師 (00263591)
河野 隆幸 岡山大学, 大学病院, 助教 (80284074)
鈴木 康司 岡山大学, 大学病院, 助教 (30304322)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 接着 / 機能性モノマー / 歯質 / エックス線回折 / 微細構造解析 / 歯質接着材 / 10-MDP / エックス線解析 / プライマーアドヘーシブ / 重合触媒 / 活性ラジカル / エックス線回折(XRD) / エネルギー分散型X線分析(EDS) / 透過型電子顕微鏡(TEM/STEM) / 層状構造 |
研究概要 |
MDP含有市販接着材でヒト歯象牙質を処理すると既報の人工アパタイトモデル実験と同様に,接着界面にMDP2分子が対向した層状構造組織が生成され,その三次元立体観察では接着界面上でMDP-Ca塩が板状に生成しレジン層に入り込んでいることがわかった。そこで,レジン,モノマーCa塩が混合したこの接着層を想定し接着材に合成MDP-Ca塩を添加したところ,添加で重合収縮は減少し,物性の一部は向上した。 以上より,接着界面でレジン層に広がるようにMDP-Ca塩が生成され,このMDP-Ca塩がレジンと混合して接着層を形成するが,この層の物性が接着に影響を与える可能性が示唆された。
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