研究課題/領域番号 |
23592840
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 隆志 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (20198211)
|
研究分担者 |
若林 一道 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (50432547)
関野 徹 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (20226658)
矢谷 博文 大阪大学, 大学院歯学研究科, 教授 (80174530)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ジルコニア / ナノ複合化 / CAD/CAM / ポーラス / 2層構造 / クラウン / 適合 / 破壊抵抗 / ポーラスサーフェス / 多孔質体 |
研究概要 |
ジルコニア(Y-TZP)フレームを用いるクラウンでは、陶材の破折や剥離が問題となる。本研究では、焼付強さが必要な咬合面部はポーラス、高強度が必要となる歯頚部は緻密となる2層構造Y-TZPフレームを考案した。 市販のY-TZP粉末に造孔剤を添加して焼結しポーラス/緻密2層構造のブロックを試作し、市販および緻密質Y-TZPと比較した。フレームに陶材を積層してクラウンを製作し、加工精度とクラウンの破壊荷重を求めた。製作したクラウンは、他の2種よりも31~35%破壊荷重が大きかった。 本研究より、2層構造Y-TZPフレームは、築盛陶材が剥離しにくく、今後の臨床応用が期待できる材料であることが示された。
|