研究課題/領域番号 |
23592883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
片桐 渉 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10437030)
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連携研究者 |
吉見 涼子 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (40547543)
大屋 盛道 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (70597864)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 骨再生 / 歯周組織再生 / 培養上清 / 成長因子 / 幹細胞 / サイトカイン / 骨再生医療 / 歯周組織 / 液性因子 / Wntシグナル |
研究概要 |
幹細胞の培養上清に含まれるサイトカインなどの液性因子(MSC-CM)を用い骨および歯周組織の再生を行うことを確認した。MSC-CMは幹細胞の遊走能を亢進し、さらに骨形成関連遺伝子、血管新生関連遺伝子の発現を上昇させた。さらにラット骨欠損モデルやイヌ歯周組織欠損モデルでは早期の骨あるいは歯周組織再生が確認された。またこれらの効果はWntシグナル阻害剤であるsFRP-3により促進された。本研究によりMSC-CMにより体内に存在する幹細胞を局所に遊走させ、血管新生を経て骨あるいは歯周組織再生がなされるという新たなコンセプトの再生医療の可能性が示唆された。
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