研究課題/領域番号 |
23592930
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
砂川 元 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (30112452)
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研究分担者 |
喜名 振一郎 琉球大学, 大学院医学研究科, 助教 (40422422)
仁村 文和 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (50457678)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | HPV / 分子標的薬 / PDGFR / シスプラチン / Met |
研究概要 |
何十年にもわたって、白金剤が抗癌剤治療の主流をなしてきた。しかしながら、徐々に耐性が生じ、打つ手がなくなってしまうのが現状である。本研究で我々は、PDGF受容体がHGF受容体、Met の発現を上昇させ、この過程がシスプラチン耐性化に関与している可能性を提示した。PDGF受容体を阻害した結果、HPV 陽性腫瘍においてシスプラチン依存的なMet の発現上昇が抑制された。PDGF受容体阻害剤は臨床分野で幅広く使用されている薬剤であり、本研究によって、HPV陽性腫瘍に生じるシスプラチン耐性化にPDGF受容体阻害剤が有効である可能性が示唆された。
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