研究課題/領域番号 |
23592964
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
内田 大亮 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (20335798)
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研究分担者 |
宮本 洋二 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20200214)
玉谷 哲也 徳島大学, 大学病院, 講師 (30274236)
大江 剛 徳島大学, 大学病院, 助教 (60432762)
栗林 伸行 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (80617332)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | CXCR4 / miR-518c-5p / 口腔癌 / miRNA / 転移 |
研究概要 |
口腔癌の転移機構の一つであるCXCR4システムの下流に存在するマイクロRNAをマイクロアレイにて検索した。その結果、膀胱癌でOncomiRとして報告されているmiR-518c-5pの発現上昇を確認した。miR-518c-5p阻害剤は、CXCR4システム依存的な口腔癌細胞の遊走を有意に抑制した。miR-518c発現ベクターを導入したB88-518c細胞は細胞増殖能と細胞遊走能が有意に上昇し、ヌードマウス移植モデルにおける、原発巣の増殖とリンパ節転移、遠隔転移を有意に亢進させた。以上より、miR-518c-5pはCXCR4システムの下流で口腔癌細胞の転移を制御している可能性が示唆された。
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