骨伝導性と破骨細胞吸収性を併せ持つ高機能型ＧＢＲ複合膜の開発

• 研究課題/領域番号: 23592993
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 外科系歯学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 武知 正晃 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 准教授 (00304535)
• 研究分担者: 鎌田 伸之 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (70242211) ; 太田 耕司 広島大学, 病院, 助教 (20335681) ; 中川 貴之 広島大学, 病院, 病院助教 (30456230)
• 連携研究者: 石川 邦夫 九州大学, 歯学研究科, 教授 (90202952) ; 都留 寛治 九州大学, 歯学研究科, 准教授 (50314654)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 複合膜 / 骨置換 / 骨伝導 / 破骨細胞 / 骨造成 / インプラント / オッセオインテグレーション / 骨伝導性 / 炭酸アパタイト

研究概要

生分解性高分子のポリ乳酸グリコール酸共重合体（PLGA）に低結晶性炭酸アパタイト（CO3Ap）と各種細胞成長因子を複合化することで、上皮細胞を遮断する機能だけでなく、骨芽細胞の増殖や分化を積極的に促し、最終的には骨リモデリングに調和し、生体内で分解吸収され完全に骨に置換されるGBR膜を開発した。さらに、細胞および実験動物を用いて、開発した材料の有用性を実証した。

研究成果

• [雑誌論文] Bone formation and osseointegration with titanium implant using granular-and block-type porous hydroxyapatite ceramics (2013)
  • 著者名/発表者名: Minami, M., Takechi, M., Ohta, K., Ohta, A., Ninomiya, Y., Takamoto, M., Fukui, A., Tada, and Kamata, N
  • 雑誌名: Dental Materials Journal 巻: 32(5) ページ: 753-760
  • 査読あり
• [雑誌論文] Risk of bacterial contamination of bone harvesting devices used for autogenous bone graft in implant surgery. (2013)
  • 著者名/発表者名: Takamoto M, Takechi M, Ohta K, Ninomiya Y, Ono S, Shigeishi H, Tada M, Kamata N
  • 雑誌名: Head Face Med 巻: 9 号: 1 ページ: 3-3
  • DOI: 10.1186/1746-160x-9-3
  • 査読あり
• [雑誌論文] Bone formation and osseointegration with titanium implant using granular-and block-type porous hydroxyapatite ceramics. (2013)
  • 著者名/発表者名: Ｍｉｎａｍｉ，Ｍ．，Ｔａｋｅｃｈｉ，Ｍ
  • 雑誌名: Ｄｅｎｔａｌ Ｍａｔｅｒｉａｌｓ Ｊｏｕｒｎａｌ 巻: 32 ページ: 753760-753760
  • 査読あり
• [雑誌論文] 3-dimensional composite scaffolds consisting of apatite-PLGA-atelocollagen for bone tissue engineering (2012)
  • 著者名/発表者名: Takechi, M., Ohta, K., Ninomiya, Y., Tada, M., Minami, M., Takamoto, M., Ohta, A., Nakagawa, T., Fukui, A., Miyamoto, Y. and Kamata, N
  • 雑誌名: Dental Materials Journal 巻: 31(3) ページ: 465-471
  • NAID: 10030315479
  • 査読あり
• [雑誌論文] Clinical evaluation of novel interconnected porous hydroxyapatite ceramics (IP-CHA) in a maxillary sinus floor augmentation procedure (2012)
  • 著者名/発表者名: Shigeishi, H., Takechi, M., Nishimura, M., Takamoto, M., Minami, M., Ohta, K. and Kamata, N
  • 雑誌名: Dental Materials Journal 巻: 31(1) ページ: 54-60
  • NAID: 10030128207
  • 査読あり
• [雑誌論文] 3-dimensional composite scaffolds consisting of apatite-PLGA-atelocollagen for bone tissue endineering. (2012)
  • 著者名/発表者名: Takechi, M., Ohta, K
  • 雑誌名: Dental Materials Journal 巻: 31 ページ: 465-471
  • 査読あり
• [雑誌論文] Clinical evaluation of novel interconnected porous hydroxyapatite ceramics (IP-CHA) in a maxillary sinus floor augmentation procedure (2012)
  • 著者名/発表者名: 1)Shigeishi, H., Takechi, M
  • 雑誌名: Dental Materials Journal 巻: 31 ページ: 54-60
  • NAID: 10030128207
  • 査読あり
• [学会発表] インプラント埋入時におけるISQ値と埋入トルク値に関する臨床統計学的検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小野重弘、二宮嘉昭、太田耕司、中川貴之、高本愛、武知正晃
  • 学会等名: 第17回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2013-11-30
• [学会発表] 骨造成術において各種器具により採取した自家骨中細菌数の比較 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高本愛、太田耕司、二宮嘉昭、小野重弘、中川貴之、太田彰、久保薗和美、武知正晃
  • 学会等名: 第33回日本口腔インプラント学会中国・四国支部総会・学術大会
  • 発表場所: 米子
  • 年月日: 2013-11-24
• [学会発表] 炭酸アパタイト/poly(D,Lactide-co-glycolic acid)複合体の各種物性およびin vitro骨吸収性の評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 太田彰、武知正晃、太田耕司、南正彦、波多野寛子、都留寛治、石川邦夫、鎌田伸之
  • 学会等名: 第66回日本口腔科学会学術集会
  • 発表場所: 広島
  • 年月日: 2012-05-18
• [学会発表] 炭酸アパタイト-PLGA複合体による新規骨再生材料の開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 太田彰、武知正晃、太田耕司、二宮嘉昭、中川貴之、多田美里、南正彦、高本愛、都留寛治、石川邦夫、鎌田伸之
  • 学会等名: 第33回日本バイオマテリアル学会大会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2011-11-22
• [学会発表] 骨造成術において各種器具により採取した自家骨中細菌数の比較
  • 著者名/発表者名: 高本 愛、武知正晃
  • 学会等名: 日本口腔インプラント学会中国・四国支部総会・学術大会
  • 発表場所: 米子
• [学会発表] インプラント埋入時におけるISQ値と埋入トルク値に関する臨床統計学的検討
  • 著者名/発表者名: 小野重弘、武知正晃
  • 学会等名: 日本顎顔面インプラント学会 総会・学術大会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 炭酸アパタイト/poly(D,Lactide-co-glycolic acid)複合体の各種物性およびin vitro骨吸収性の評価
  • 著者名/発表者名: 太田 彰、武知正晃
  • 学会等名: 日本口腔科学会学術集会
  • 発表場所: 広島
• [学会発表] 炭酸アパタイト-PLGA複合体による新規骨再生材料の開発
  • 著者名/発表者名: 太田 彰、武知正晃
  • 学会等名: 第３３回日本バイオマテリアル学会大会
  • 発表場所: 京都