研究課題
基盤研究(C)
カイコ(Bombyx mori)サイポウイルスの粒子は多角体と呼ばれるμmサイズのタンパク質結晶に包埋されて長期間の感染性を保つことができる。この多角体の安定性はサイトカイン徐放剤のキャリアーに応用できる。本研究では、多角体に包埋したbone morphogenetic protein-2(BMP-2)によって自然治癒不可能な骨欠損を完全に治癒できることを明らかにした。コラーゲンスポンジにBMP-2を含浸させるだけでは、BMP-2の徐放性に劣るため、骨欠損の完全な治癒がみられなかった。これに対して、BMP-2を多角体に包埋後コラーゲンスポンジに含浸させた場合は、完全な骨欠損の再生がみられた。
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Biomaterials
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Sci. Rep.
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10.1038/srep00935
http://www.nature.com/srep/2012/121206/srep00935/full/srep00935.html/
http://www.nature.com/srep/2012/121206/srep00935/full/srep00935.html