研究課題/領域番号 |
23593024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
三富 智恵 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00313528)
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研究分担者 |
河野 芳朗 新潟大学, 医歯学系, 助教 (60303129)
前田 健康 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
早崎 治明 新潟大学, 医歯学系, 教授 (60238095)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯根 / 歯の形成障害 / 抗癌剤 / ヘルトビッヒの上皮鞘 / 象牙芽細胞 / 抗がん剤 |
研究概要 |
アルカリ化抗腫瘍薬ブスルファン(Bu)は、歯の形成障害を生じる。異なる歯根形成段階でのBu投与が歯根形成に与える影響について、ラット臼歯を対象に観察した。Buを早期に投与すると、根尖部に骨様象牙質形成とヘルトビッヒ上皮鞘の破壊が見られた。歯根長はBu投与時期が早いほど短かく、根尖部の早期閉鎖と骨様象牙質形成量も、投与時期に関連していた。 本研究により、Bu投与による歯根形成への影響は、投与されるラットの日齢に影響されることが分かった。Buの投与は正常歯根発達に重要なHERSの消失をもたらし、その結果、根尖部の骨様象牙質形成、根尖閉鎖という歯根形成障害を引き起こすことが明らかになった。
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