研究課題/領域番号 |
23593279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 洋子 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (90162502)
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連携研究者 |
蝦名 美智子 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10168809)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 意思決定 / 子どもの意見表明権 / decision-making / アドボカシー / 意見表明権 / 小児医療 / 小児がん / 情報提供 / 海外治験 / 進行性神経芽細胞腫 / 小児看護 / 家族の意思決定 / 自律性 / decision making |
研究成果の概要 |
権利としての「子どもの意思決定」の起源は、国連の権利条約にあった。しかし、同概念は規範的概念に位置づけられており、一般的に明確な行動規定や実効性は無かった。医療における「子どもの意思決定」は、先行要件としての「子どもの成長発達状況」「健康問題状況」「保護者の子ども観 、育児環境」と医療提供者の「アドボカシー」ならびに「医療環境」に関連しており、結果として「自己実現」「自律性セルフケア行動」が導き出された。「子どもの意思決定」という概念を解明していくことは、小児看護の実践において、子どもの自律性や子どものセルフケア能力を促進する看護スキルの構築に有用であると考えられる。
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