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戦争を体験した人のライフストーリー~複合的外傷体験としての学童疎開~

研究課題

研究課題/領域番号 23593472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域・老年看護学
研究機関北里大学

研究代表者

出口 禎子  北里大学, 看護学部, 教授 (00269507)

研究分担者 武井 麻子  日本赤十字看護大学, 看護学科, 教授 (70216836)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード学童疎開 / 太平洋戦争 / 戦争孤児 / 沖縄線 / 集団生活 / PTSD(トラウマ) / 心的外傷後ストレス / 戦争体験 / 心的外傷後ストレス障害 / 沖縄戦 / 集団疎開 / ライフヒストリー
研究成果の概要

太平洋戦争時に学童疎開をした11人の高齢者に当時の生活状況について聞き取りを行い、その戦争体験が後の人生に与えた影響について考察した。当時10代だった人も今は80代である。当時のいじめ、慢性的な空腹感、寂しさの実態が明らかになり、戦時中の怪我の後遺症や友人の死を目撃した記憶に悩まされ続けているケースもあった。今回の調査では戦争孤児の状況も明らかになった。沖縄は壊滅状態にあったが孤児院が建てられ保護された子供が多かった。一方本土では浮浪児となって生き抜いた子どもが多く、大人の繰り返される裏切りの中を生き抜いてきた。その経験に口をつぐんできた彼らも、戦後70年が過ぎ少しずつ語り始めようとしている。

報告書

(5件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書
  • 2011 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 沖縄における子供の戦争体験とその後の人生への影響、学童疎開体験者からの聞き取り調査より2015

    • 著者名/発表者名
      出口禎子、松本佳子
    • 学会等名
      日本看護研究学会 第28回近畿・北陸地方会学術集会
    • 発表場所
      金沢大学
    • 年月日
      2015-03-07
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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