研究課題/領域番号 |
23600004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
佐藤 渉 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (90333319)
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研究分担者 |
大久保 嘉高 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (70201374)
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連携研究者 |
山田 康洋 東京理科大学, 理学部, 教授 (20251407)
佐藤 哲也 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究員 (40370382)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 酸化亜鉛 / 摂動角相関 / 不純物 / 局所構造 / インジウム / 伝導電子 / Cd-111 / 電場勾配 / RI / ZnO / アルミニウム |
研究概要 |
本研究では、酸化亜鉛(ZnO)中にInを不純物として導入し、それらの存在状態をγ線摂動角相関法によって原子レベルで解明することを目指して実験を行った。その結果、0.5%のInを導入した場合、InがZnとユニークな微視的構造を形成して試料中に均一に分散していることが明らかとなった。また、この微視的な構造体中の111Cdプローブ位置において伝導電子が散乱する現象を捉えることに成功し、電気伝導度の観測でも矛盾しない結果が得られた。この構造体は、1)Inの濃度が0.05%程度の濃度から形成しはじめ、2)10%程度まで増加するにつれて酸化インジウムに類似した構造へと変化することが明らかとなった。
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