研究課題/領域番号 |
23600011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
平出 哲也 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 研究主幹 (10343899)
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連携研究者 |
岡 壽崇 国立大学法人東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 助教 (70339745)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ポジトロニウム / バブル / サブナノメートル / 陽電子消滅 / 液体 / イオン液体 / 陽電子 / 消滅寿命 / LSOシンチレータ |
研究成果の概要 |
東日本大震災の影響で,全体の研究が遅れることとなった。1年間の期間延長をしたが,実験施設側の不具合などで継続して使用禁止となったため,実験や準備などを行うことができずに,研究が滞ることとなった。その中で,装置開発途中で測定したデータを,より詳細な解析を行うこととなり,新しい現象を見出すことに成功した。この発見を利用し,陽電子を利用して作ることが出来る,液体中のサブナノバブルのGHz振動とサブナノ秒減衰を計測する手法を,イオン液体をモデル試料として開発することに成功した。ナノスケールで存在する複雑な液体構造を研究するための新しい手法であり,将来,水の液体構造の研究にも貢献できると期待される。
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