研究課題/領域番号 |
23600016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 公益財団法人高輝度光科学研究センター |
研究代表者 |
熊坂 崇 公益財団法人高輝度光科学研究センター, タンパク質結晶解析推進室, 副主席研究員 (30291066)
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連携研究者 |
牧野 正知 島根県産業技術センター, 研究員 (30529582)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 結晶解析 / タンパク質 / 結晶構造解析 / 希ガス / 微小結晶 / 試料処理 / 機器分析 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
放射光マイクロビームは蛋白質結晶学にも新展開を導き、10 um程度の微結晶で原子分解能の構造解析を可能にした。しかし研究開始当時の2011年にも微結晶の操作は難しかった。課題解決のため、細胞へのマイクロインジェクションを参考に新結晶マウント法を開発した。 ガラスの硬さを生かして作成した先端径15 umのテーパー形状のキャピラリは結晶を保持しつつ、凍結も可能にした。細さゆえ溶媒が減らせ、散乱X線を減らす効果が得られた。耐圧性を利用したガス加圧では、ねじ式ピンにキャピラリを取付け、加圧装置に直接つないだ。簡単な操作で卵白リゾチーム結晶のキセノン誘導体を作成でき、異常分散効果による位相決定も実現した。
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