研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ザンビア国ルサカ市を調査地域とし、ザンビア国保健省と地域保健活動を実施している本邦NGOであるAMDAと連携し、最適配置に基づいたコミュニティアウトリーチ活動の効果に関し、5歳未満児の罹患率と死亡率を用い分析を行った。調査は、生後6ヶ月から11ヶ月までの5ヶ月間の乳児のコホート調査と12ヶ月児から23ヶ月児の乳幼児を持つ養育者のKAP調査を実施した。調査結果より最適配置の介入地域は、乳児死亡率、マラリア罹患率は統計的有意に減少し、養育者の行動にも改善が示された。このことより、最適配置のアウトリーチ活動は、乳幼児の健康改善に寄与することが推察された。
すべて 2013 その他
すべて 学会発表 (8件) (うち招待講演 1件)