研究課題/領域番号 |
23601027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
杉浦 勉 産業医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40131924)
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研究分担者 |
吉田 安宏 産業医科大学, 医学部, 准教授 (10309958)
黒田 悦史 産業医科大学, 医学部, 講師 (10299604)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 室内環境化学物質 / 制御性T細部 / 骨髄由来細胞 / STAT5 / 胎児期暴露 / 転写因子 / 胸腺細胞 / ホルムアルデヒド / 骨髄細胞 / 胎児期曝露 / 次世代影響 / 樹状細胞 / Treg |
研究概要 |
昨今、子供への多種多様な化学物質の暴露が健康影響するのではないか、という懸念から、化学物質胎児期暴露の影響を特にトルエンとホルムアルデヒドなど化学物質過敏症が疑われる物質の影響について検討した。暴露モデルマウスの検討から、暴露されたマウスの胸腺では、生まれた直後において、の細胞内蛋白質の一つである転写因子の活性化が観察され、分化誘導された細胞の活性化能も亢進していたことがわかった。以上より、低濃度化学物質胎児期暴露は、より未分化な細胞群の集まりである胸腺細胞に対し、分子レベルでの変化をもたらし、細胞の分化という観点からも化学物質の影響があることが示唆された。
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