研究課題
基盤研究(C)
グローバリゼーションの進展に伴って、世界を一体的に理解する必要性は今日ますます高まっている。本研究はこのような観点から、国境の存在を一旦離れて人々の所得のありようを世界的所得分布として再構築し、世界の各地域・各国の所得分布とその変動をその中に位置づけようとするものである。より具体的には、世界各国から得られる一人当たり所得・人口・国内所得分布の3種類のデータをすべて用いて世界全体を対象とする大きな「世界的所得分布」を作成し、1990年から2010年に至る世界的規模で見た所得不平等と貧困の推移を考察した。
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