研究課題
基盤研究(C)
本研究は、漆塗膜の審美性と機能性について、生活実態を加味した実証実験を行うことで、伝統的工芸品の今日的な価値を見いだすことを目的としたもので、次の2段階の研究で構成されている。第1段階は漆器の魅力について、文献を題材としたフリーワード分析、第2段階は、漆塗膜の浸漬実験、摩擦実験による表面変化について調査である。結果として、第1段階を終了し、次の結果を得た。漆および漆器について、小説家、家具デザイナー、漆芸家等さまざまな立場で書かれた文献を収集しフリーワード分析を行い、文章の核となるキーワードを抽出した。第2段階の漆塗膜の浸漬実験、摩擦実験については、検体制作の途中段階で終了した。
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相模女子大学紀要
巻: 75 ページ: 11-24
110008918358