研究課題
基盤研究(C)
細胞が機械刺激を受けるとシグナル伝達分子であるSrcファミリーチロシンキナーゼ (SFK)が直ちに活性化することが知られている。しかし、その仕組みは不明な点が多い。本研究では、生きた細胞における1分子イメージングによってSFKのN末端の脂質修飾鎖プローブが接着斑近傍で機械刺激依存的・コレステロール依存的に一時的に停留することを見出した。SFK分子内のSH2やSH3ドメインを介した分子間相互作用の他に、細胞膜の脂質マイクロドメインと脂質鎖の相互作用によりSFK分子は接着斑近傍へ集積し、機械刺激によるSFK活性化が制御されている可能性が示唆された。
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http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/6272/6339/saibouseibutsubutsurigaku_imagingseirigaku.html