研究課題/領域番号 |
23612003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メカノバイオロジー
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
辰巳 仁史 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20171720)
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研究分担者 |
早川 公英 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特任講師 (60467280)
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連携研究者 |
曾我部 正博 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特任教授 (10093428)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | アクチン / コフィリン / 力学刺激 / 切断 / 光ピンセット / 一分子イメージング / 分子ゆらぎ / 近接場光 / アクチン線維 / 力受容 / イメージング / 一分子操作 / 分子ねじれ / ゆらぎ / mechanosensor / cofilin / actin |
研究概要 |
我々のこれまでの研究によって、アクチン線維が力学受容機構を内在していることが明らかになった(Hayakawa et. al., 2011)。しかし、アクチン線維にある力学受容機構がどのような分子メカニズムで動作しているかは依然不明であった。本研究ではアクチン線維に光ピンセットで張力を負荷しそのねじれ揺らぎを分析した。実験からアクチン線維のねじれ揺らぎは、その内在張力の上昇にともなって減少することが明らかになった。この実験結果は“張力の上昇がアクチン線維のねじれ方向の揺らぎを減少させ、アクチン線維に内在するコフィリンの結合場所の外部への露出を抑制している”という仮説を支持するものであった。
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