研究課題
基盤研究(C)
高分解能ガスクロマトグラフ-質量分析(GC-HRMS)を用いる2-アルキルシクロブタノン類(2-ACBs)の高感度分析法を開発し、この化合物が非照射品には存在しない照射特異的な分解生成物であることを再確認した。さらに、1 kGyまたは5 kGy以上の照射を行った大豆、ナツメグ、カシューナッツなどの植物種子から2-ACBsが検出されること、貯蔵中の分解により含量減少が起こるが、30週間貯蔵後でも検出が可能であったことなどから、2-ACBsが植物性食品においても照射履歴の検知に有効な指標物質であると判断した。
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食品照射
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Food Chemistry
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