研究課題/領域番号 |
23617015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合栄養科学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
熊谷 裕通 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (40183313)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 栄養障害 / 骨格筋 / 筋萎縮 / 筋蛋白 / テストステロン / プロテアソーム / 慢性腎臓病 / 低たんぱく食 / 食事療法 / ユビキチン・プロテアソーム / 低蛋白食 / ミオスタチン |
研究概要 |
慢性腎臓病が進展すると、たんぱく質エネルギー栄養障害により、骨格筋萎縮が生じる。その骨格筋萎縮の機序を明らかにし、治療法を確立するための検討を行なった。腎不全モデルラットを用いた研究では、腎不全は筋蛋白合成を抑制して筋萎縮を起こすことが明らかになったが、腎不全の治療に用いられる低たんぱく食療法の影響は軽微であった。透析患者における研究では、テストステロンや筋蛋白分解に関わるプロテアソームの血中濃度が筋肉代謝の指標となることが明らかとなった。以上より、慢性腎臓病患者では、これら適切なバイオマーカーを指標として、尿毒症状態を改善することが、骨格筋萎縮の予防・治療になると考えられた。
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