研究課題/領域番号 |
23650008
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
櫻井 櫻井 (櫻井 幸一) 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 暗号理論 / 一方向性関数 / 疑似乱数生成 / 計算理論 / Diffie-Hellmann 問題 / 暗号プロトコル / 堅固性 / 安全性評価 / 計算量理論 / Deffie-Hellmann問題 / 擬似乱数生成 / Diffie-Hellmann問題 |
研究概要 |
主要課題であった計算量的な独立な関数の対に関して、具体的関数を離散対数の困難性のもとで構成する事に成功した。独立性の証明には、平方Diffie-Hellmann問題の困難性が通常のDH問題のそれと同等であることを利用する。この結果は2013年の暗号と情報セキュリティシンポジウムで発表した。この成果を、複数の海外の研究者に紹介した。特にシンガポール国立大学での講演の際に、客員教授として滞在していたYunl ei ZHAO(復担大学,中国)からは、彼自身の暗号プロトコル研究の一部に、類似の概念に相当する関数を利用していること、さらに関数の堅固性(non-malleable)という視点からもっと一般的な形での定式化をすすめられた。Yunl ei ZHAOの2013年後半の半年の招聘期間中に、彼と共同でプロトコルの堅固性に注目し、暗号鍵交換方式における安全性との関係を論じた。この共同研究の一部は、Yunl ei ZHAOが、2013年との暗号と情報セキュリティ シンポジウムで発表した。
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