研究概要 |
NASA のアポロミッションで得られた膨大な量の月震データを用いて,現在もその発生原因及び震源の分類が人手によって続けられている.しかし,膨大な量の波形データから,月震データ間の類似性を把握することは困難である.そこで 23 年度の月 GIS アプリケーション・プロトタイプの検討結果を踏まえて,24 年度には波形の類似性を考慮して,月震データを自己組織化マップ(Self-Organizing Maps, SOM)を用いて可視化するWeb システムを実装した.これにより情報学における大量時系列データ処理の技術革新を行うだけでなく,月震データの解析研究の促進を図ることが期待される.
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