人工学級ゲームを用いた自閉症傾向の推定

• 研究課題/領域番号: 23650117
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 感性情報学・ソフトコンピューティング
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 前田 義信 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (90303114)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 複雑系 / いじめ / エージェント / 人工学級ゲーム / 行動分析 / 頻度依存行動 / 対立回避行動

研究概要

本研究では,学級いじめ問題に対して,いじめる者やいじめられる者に原因を探るのではなく,生徒間の相互作用に焦点を当てた生態学的シミュレーションを行った.コンピュータ内部に自律的に行動するプログラム(エージェント)を設計し,複数のエージェントの局所的相互作用から大域的に創発する現象を探る人工学級モデルを提案してきた.さらにエージェントの1人をヒトが操作するプレイヤとした人工学級ゲームを設計し,プレイヤの行動をエージェントに反映させた.最後に,主要5因子性格検査の結果と比較した.

研究成果

• [雑誌論文] 新たな通貨制度の創発に関するマルチエージェントシミュレーション (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤尚,堀口航平,谷賢太朗,前田義信
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌 巻: vol.J95-A,no.9 ページ: 707-715
  • NAID: 110009496241
  • 査読あり
• [雑誌論文] 新たな通貨制度の創発に関するマルチエージェントシミュレーション (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤尚，堀口航平，谷賢太朗，前田義信
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌 巻: J95-A ページ: 707-715
  • NAID: 110009496241
  • 査読あり
• [学会発表] 人工学級ゲームを用いた交友関係形成の行動分析 (2013)
  • 著者名/発表者名: 龍田篤弥,谷賢太朗,前田義信,加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会,回路とシステム研究
  • 発表場所: 別府国際コンベンションセンター
  • 年月日: 2013-01-29
• [学会発表] 人工学級ゲームを用いた交友関係形成の行動分析 (2013)
  • 著者名/発表者名: 龍田篤弥，谷賢太朗，前田義信，加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会回路とシステム研究会
  • 発表場所: 別府
• [学会発表] 人工学級シミュレーションの初期状態依存性について (2012)
  • 著者名/発表者名: 龍田篤弥,谷賢太朗,伊藤尚,前田義信,加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会信越支部大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2012-10-13
• [学会発表] Bullying Phenomena Reproduced by an Artificial School Class Model (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Maeda, K. Tani, N. Ito and K. Kato
  • 学会等名: WCSS 2012, Session A1(10 pages in memory stick)
  • 発表場所: Taipei,Taiwan
  • 年月日: 2012-09-05
• [学会発表] マルチエージェントシステムに基づく人工学級 モデル (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本拓馬,加藤浩介,前田義信
  • 学会等名: 2012 IEEE SMC Hiroshima Chapter, 若手研究会
  • 発表場所: 広島
  • 年月日: 2012-07-14
• [学会発表] 生徒間相互作用に関するマルチエージェントシステムとその人工学級ゲームへの応用の試み (2012)
  • 著者名/発表者名: 前田義信
  • 学会等名: 電子情報通信学会総合大会
  • 発表場所: 岡山大学
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] 行動連鎖と行動反射を用いた人工学級ゲームの検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池田泰子,佐藤輝空,伊藤尚,前田義信,加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会,回路とシステム研究会
  • 発表場所: 九州大学
  • 年月日: 2012-01-19
• [学会発表] Bullying Phenomena Reproduced by an Artificial School Class Model (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Maeda, K. Tani, N. Ito and K. Kato
  • 学会等名: World Congress on Social Simulation
  • 発表場所: 台北
• [学会発表] 人工学級シミュレーションの初期状態依存性について (2012)
  • 著者名/発表者名: 龍田篤弥，谷賢太朗，伊藤尚，前田義信，加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会信越支部大会
  • 発表場所: 新潟
• [学会発表] 行動連鎖と行動反射を用いた人工学級ゲームの検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池田泰子，佐藤輝空，伊藤尚，前田義信，加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告
  • 発表場所: 九州大学
• [学会発表] MAS人工学級モデル評価へのソシオプロフィール法適用の検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐藤輝空,伊藤尚,谷賢太朗,前田義信,加藤浩介
  • 学会等名: 生活生命支援医療福祉工学系学会連合大会2011
  • 発表場所: 芝浦工業大学
  • 年月日: 2011-11-04
• [学会発表] 人工学級モデルを用いた生徒間の対立回避行動の分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 山岸奈央,伊藤尚,前田義信
  • 学会等名: 電子情報通信学会信越支部大会
  • 発表場所: 新潟工科大学
  • 年月日: 2011-10-08
• [学会発表] 人工学級モデルとフラット化するコミュニケーションの特性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 前田義信伊藤尚,谷賢太朗,佐藤輝空,加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告,福祉情報工学研究会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 空間的なシミュレーションによる社会的ジレンマの基礎的性質に関する考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 谷賢太朗,前田義信,林豊彦
  • 学会等名: 電子情報通信学会,福祉情報工学研究会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 人工学級モデルとフラット化するコミュニケーションの特性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 前田義信，伊藤尚，谷賢太朗，佐藤輝空，加藤浩介
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告
  • 発表場所: 新潟大学
• [学会発表] MAS人工学級モデル評価へのソシオプロフィール法適用の検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐藤輝空，伊藤尚，谷賢太朗，前田義信，加藤浩介
  • 学会等名: 生活生命支援医療福祉工学系学会連合大会
  • 発表場所: 芝浦工業大学