研究課題/領域番号 |
23650206
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木村 文隆 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00202044)
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研究分担者 |
伊丹 千晶 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90392430)
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研究協力者 |
LU Hui-chen ベイラー医科大学, 准教授
HUANG J-y ベイラー医科大学, ポスドク研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 発達 / 可塑性 / 薬物依存 / 回路形成 / 臨界期可塑性 / STDP / バレル皮質 / マウス / 遺伝子改変動物 |
研究概要 |
大麻の有効成分であるカンナビノイドは、逆行性の神経伝達物質として注目を受けたが、近年では、感覚皮質においてのスパイクタイミング依存性可塑性の長期抑圧を導く伝達物質として再度注目されている。一方、長期抑圧が誘導されると、入力線維はしばしば刈り込まれることが知られている。このことは、カンナビノイド投与単独でも入力線維の刈り込がおこる可能性を示している。我々は、視床-皮質投射において、発達期にカンナビノイド受容体依存性の長期抑圧が起こることを見出した。視床-皮質投射の変化を調べたところ、長期抑圧が起こっている時期に一致して軸索の退縮が起こることも見出した。外因性にカンナビノイドを投与することによって退縮が起こるかは現在検討中である。
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