研究課題/領域番号 |
23650220
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
融合脳計測科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高橋 俊光 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (00250704)
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連携研究者 |
滝川 順子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90053339)
川越 礼子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30138250)
北澤 茂 大阪大学, 大学院・生命機能研究科, 教授 (00251231)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 近赤外分光法 / 皮膚血流 / NIRS / 言語流暢性課題 / 脳機能計測法 |
研究概要 |
精神医学分野では、言語流暢性課題時に額で計測される近赤外分光(NIRS)信号のパターンの違いによる欝の鑑別診断がなされている。本研究では、同課題中のNIRS応答には、直接的な脳活動よりも皮膚血流変化が大きく影響していることを示した。さらに、同課題中に額と指の脈波信号を同時計測することにより、心的負荷による額の皮膚血液動態は、指のものとは異なるパターンになることを示し、額の皮膚血管の拡縮には、複雑な生理機序が存在することを示す結果を得た。これらは、認知課題負荷時の額の皮膚血流信号が、臨床応用上有用な情報を有することを示す。また、NIRS信号中の脳活動由来成分を分離するための基礎的知見を与える。
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