ラットNanog遺伝子を用いたラットES細胞の開発

• 研究課題/領域番号: 23650229
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 実験動物学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 杉山 文博 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (90226481)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: ラット / ES細胞 / Nanog

研究概要

申請者は生殖系列移行ラットES細胞の樹立研究のため、ラットNanog遺伝子制御下で蛍光タンパクおよびピューロマイシン耐性遺伝子を発現するBAC遺伝子改変ラットの作製に成功した。さらに、Long EvansラットES細胞を用いた前記BAC遺伝子導入において外来性BACが相同組換えによりゲノムに導入されていることが明らかとなり、ラットES細胞での相同組換え方法においてBACの有用性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] Novel ROSA26 Cre-reporter knock-in C57BL/6N mice exhibiting green emission before and red emission after Cre-mediated recombination (2013)
  • 著者名/発表者名: Hasegawa Y, Daitoku Y, Sekiguchi K, Tanimoto Y, Iijima S, Mizuno S, Ema M, Miwa Y, Mekada K, Yoshiki A, Takahashi S, Sugiyama F, Yagami K
  • 雑誌名: Exp Anim 巻: 62(in press)
  • NAID: 130003382716
  • 査読あり
• [雑誌論文] Novel ROSA26 Cre-reporter knock-in C57BL/6N mice exhibiting green emission before and red emission after Cre-mediated recombination (2013)
  • 著者名/発表者名: Hasegawa G
  • 雑誌名: Exp Anim 巻: 62
  • 査読あり
• [学会発表] Establishment of germline-competent ES cells from NZB/BINJ mice (2012)
  • 著者名/発表者名: Iijima S
  • 学会等名: International Society for Stem Cell Research
  • 発表場所: Pacific Yokohama, Yokohama
  • 年月日: 2012-06-13
• [学会発表] 内在性ラットNanog遺伝子発現モニター可能なBACベクターの作製 (2012)
  • 著者名/発表者名: 飯島沙織
  • 学会等名: 日本実験動物科学・技術
  • 発表場所: 別府コンベンションセンター、別府市
  • 年月日: 2012-05-24
• [学会発表] Rosa26 遺伝子座へのCAG/EGFP-tdsRed 遺伝子挿入による新規Cre-reporterマウスの開発 (2012)
  • 著者名/発表者名: 関口渓人
  • 学会等名: 日本実験動物科学・技術
  • 発表場所: 別府コンベンションセンター、別府市
  • 年月日: 2012-05-24
• [学会発表] 内在性ラットNanog遺伝子発現をモニター可能なBACベクターの作製 (2012)
  • 著者名/発表者名: 飯島沙織
  • 学会等名: 日本実験動物学会
  • 発表場所: 別府
• [学会発表] Establishment of germline-competent ES cells from NZB/BINJ nice (2012)
  • 著者名/発表者名: Iijima S
  • 学会等名: International Society for Stem Cell Research 10th Annual Meeting
  • 発表場所: Yokohama