研究課題/領域番号 |
23650244
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験動物学
|
研究機関 | 公益財団法人実験動物中央研究所 |
研究代表者 |
江藤 智生 公益財団法人実験動物中央研究所, その他部局等, 研究員 (30370175)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 組織・臓器の保存 / 実験動物 / 保存 / 超低温保存 / Cryobiology / 卵巣 / 精巣 / 電圧 / 生殖工学 |
研究概要 |
実験動物の組織・臓器を、電圧を加印しながら冷却して、超低温下で長期保存する方法を研究した。開発した電圧冷却機器で5000Vを加印しながら室温から-15℃又は-30℃まで冷却した後に液体窒素内で保存した。融解は、室温の同機器内に試料を静置して行った。保存した卵巣と精巣からの配偶子又は産子は確認出来なかった。しかし移植した組織の一部は生存した為、超低温下での組織・臓器の保存の可能性が考えられた。また卵黄と卵白を保存したところ、融解後に蛋白質が不可逆性の卵黄のみ元の形質に戻らなかった。そのためタンパク質等の細胞内物質保護の必要性が示唆された。今後の臓器保存の研究は、細胞内物質の保護に焦点が絞られる。
|