研究課題/領域番号 |
23650292
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
原田 敦史 大阪府立大学, 工学研究科, 准教授 (50302774)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ナノカプセル / フェニルボロン酸 / グルコース / 自己組織化高分子 / 糖尿病治療 |
研究概要 |
樹状高分子であるpolyamidoamine (PAMAM) dendronのフォーカルポイントからポリペプチドであるpoly(L-lysine) (PLL) を伸長したヘッド-テイル型ポリカチオンから単分散ポリマーベシクルを得た。このポリマーベシクルへグリシジル基を両末端に有する架橋剤を添加し、PLLテイル鎖間での架橋によるベシクル構造の安定化を行い、さらに、4-carboxy-phenylboronic acidをPLL側鎖アミノ基へ導入した。フェニルボロン酸基を導入したナノカプセルを酸性・塩基条件の両条件で膨潤し、中性条件では収縮状態となった。このようなナノカプセルのサイズ変化はフェニルボロン酸基の特性に寄与することから、フェニルボロン酸基がグルコースと結合することによる荷電状態変化によってもサイズ変化を示すナノカプセルが調製できると考えられる。
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