研究課題/領域番号 |
23650317
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
荒井 陽一 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50193058)
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研究分担者 |
海法 康裕 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30447130)
川守田 直樹 東北大学, 大学病院, 助教 (00617524)
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連携研究者 |
川守田 直樹 東北大学, 病院, 助教 (00617524)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 前立腺全摘術 / リハビリテーション / PDE5阻害剤 / 尿失禁 / 勃起障害 / 性機能障害 / PDE5阻害剤 |
研究概要 |
前立腺全摘術後の性機能障害と尿失禁に対してPDE5阻害剤が有効であるかを検討した。術後に悪化した性機能と尿禁制は経時的に回復するが、PDE5阻害剤内服群は非内服群に比べて性機能と尿禁制の回復が良好であり、術後早期から内服するほうが良いことが示唆された。しかしながら、術直後からの内服では一過性の尿失禁悪化を認めた。基礎実験で、PDE5阻害剤は従来報告されている組織保護作用とは別に尿道括約筋を弛緩する作用を持ち、尿失禁を防ぐ反射機構が減弱することが解った。PDE5阻害剤は性機能・尿禁制の回復に貢献し、早期内服が勧められるが、術直後からの内服で一過性に尿失禁悪化が起こることが判明した。
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