研究課題/領域番号 |
23650453
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
朝比奈 はるか お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 研究院研究員 (30599197)
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研究分担者 |
都甲 由紀子 大分大学, 教育福祉科学部, 講師 (40586195)
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連携研究者 |
冨永 典子 放送大学, 足立学習センター長, 特任教授 (30164031)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 雲南省 / 少数民族 / 伝統知識 / 健康食品 / 天然染料 / 薬用植物 / 刺繍 / 照葉樹林文化 / 薬草 / 染織 / 山菜 / 照葉樹林文化圏 / ラック |
研究概要 |
中国南西部・雲南省の市場において植物や染織品に関する少数民族伝統知識の現地調査を行った。この過程で現在日本で用いられる薬草、食草との同等または近い関係が見いだされる一方、独特の植物の利用が明らかになった。この一部は高い抗酸化活性を示し健康食品としての可能性が示唆された。ラックカイガラムシによる天然色素についてはレジンの利用が工業化され、染織には現在ではほとんど使われていないことが明らかとなった。一方で刺繍技法の中には日本でも西洋でも見られない技法が存在していた。これら共通点や異なる点は、同じ地理、気候のわが国で利用可能なあたらしい天然資源や技術の開発に利用できると考えられた。
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