研究課題/領域番号 |
23650619
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
石川 智久 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (60193281)
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研究分担者 |
黒岩 敏彦 大阪医科大学, 医学部, 教授 (30178115)
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連携研究者 |
小倉 俊一郎 東京工業大学, フロンティア研究機構, 特任准教授 (90343160)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 悪性脳腫瘍 / 光線力学診断 / 光線力学治療 / 5-アミノレブリン酸(ALA) / ポルフィリン / ABCG2 / Nrf2 / 5-アミノレブリン酸( ALA) / 癌幹細胞 / 脳腫瘍 / トランスポーター / アミノレブリン酸 / メタボローム解析 / 遺伝子発現 / 代謝 / 光線力学診断法 / 転写制御 / バイオマーカー / 臨床応用 |
研究概要 |
5-アミノレブリン酸(ALA)を用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断の分子機構を解明し、その臨床応用を目指した。正常脳と脳腫瘍とを差別化するバイオマーカーを探索した結果、ALA取り込みに関与するPEPT、プロトポルフィリンIXの排出に関与するABCGが重要なファクターであることを発見した。一方、転写因子Nrf2がABCG2遺伝子の発現を誘導する重要なファクターであり、その遺伝子のSNP (-617C>A)を臨床現場で迅速検出する方法を開発した。さらに、ALAを用いた悪性脳腫瘍の光線力学診断と治療の効率をさらに向上させるために、ABCG2を効果的に阻害する薬を見出した。
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