研究課題/領域番号 |
23650631
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
がん疫学・予防
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研究機関 | 長崎国際大学 |
研究代表者 |
藤本 京子 長崎国際大学, 薬学部, 助教 (50435137)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 遺伝子環境交互作用 / 腸管腫瘍 / パイエル板 / アラビノキシラン / 大腸がん / 食物繊維 |
研究概要 |
腸管免疫の中心的な役割を司っているパイエル板が、腸管腫瘍とどのように関わっているのかを明らかにするために、本研究を行った。実験の背景は、当研究室で飼育をしているApcMin/+遺伝子型であるヒト大腸がんモデルマウスにおいて、腸管に発生するポリープ数が極端に少ない個体が稀に存在しており、その腸管内にはパイエル板が多数存在していることが分かった。このことから、パイエル板を人為的に増加させることにより、腸管ポリープ数がどのように変化するのか検討した。トウモロコシ外皮から抽出したアラビノキシランを摂取させると、パイエル板数は有意に増加することが分かり、腸管ポリープ数は有意に減少することがわかった。
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