研究課題/領域番号 |
23650632
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
がん疫学・予防
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研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
大竹 陽介 独立行政法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (20385644)
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研究分担者 |
斎藤 豊 独立行政法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (90501859)
村松 幸男 独立行政法人国立がん研究センター, がん予防・検診研究センター, 部長 (40501870)
松田 尚久 独立行政法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (30508049)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大腸腺腫性ポリープ / 大腸癌 / advanced neoplasia / コホート研究 / 大腸内視鏡検査 / non-referral strategy / 大腸微小腺腫性ポリープ |
研究概要 |
初回大腸内視鏡検査で腫瘍性病変として微小(5mm未満)大腸腺腫性ポリープのみを認めた無症状検診受診者集団において、これら病変を摘除せず経過観察した。観察期間中央値61ヶ月で同集団から発生したadvanced neoplasia(癌、高度異型腺腫、10mm以上の腺腫)の累積発生率は2.8%(20/713)と低く、初回検査で腫瘍性病変を認めなかった集団(1.8%; 37/2103)と比して有意差はなく、また手術を要した1例を除く19例が内視鏡的に治癒可能であった。このような集団では5年後に再検査を受けるという条件で微小ポリープは摘除せずに経過観察可能である。
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