研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト甲状腺組織より得られた甲状腺濾胞細胞を長期間培養して得られた無限増殖化細胞を用いて、放射線被ばくによる定量的発がん系の確立をめざした。無限増殖化細胞は、Pax8の発現は認められるものの、幹細胞のマーカーは発現していなかった。放射線照射後、生存細胞を高密度で維持し、過増殖してくる細胞をフォーカスとして検出したところ、線量依存的なフォーカス数の増加は認められたものの、フォーカス由来細胞には悪性形質は認められず、がん細胞への転換には、さらに別のステップが必要である事が示唆された。
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120006985780
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http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/drms/