研究課題/領域番号 |
23651066
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
佐藤 一則 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (20143828)
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連携研究者 |
テオ ワッツー 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (10452088)
西山 洋 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (50303186)
斉藤 信雄 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (40313572)
井上 泰宣 長岡技術科学大学, 特任教授 (30016133)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 光触媒 / 無機イオン交換体 / 重金属イオン捕集 / 光電析 / イオン交換吸着 |
研究概要 |
酸化チタン系(Ti0_2,BaTi_4O_9)の光触媒酸化物粒子とα-FeOOH微粒子からなる複合体について、水中溶存鉛イオンに対する光電析捕集効果およびその反応メカニズムについて検討した。α-FeOOH微粒子の分散担持によって用いた酸化チタン系の酸化物粒子は、鉛イオンに対する光電析作用を示した。鉛イオンに対して光電析作用を示した試料の高分解能走査電子顕微鏡像観察結果から、TiO_2およびBaTi_4O_9のそれぞれの粒子表面に酸化鉛が不均一に析出することを見いだした。α-FeOOH微粒子の分散担持による光電析反応は、光励起によって生成したホールと電子の電荷分離促進によってもたらされることを示した。鉛イオンの光電析捕集後の水溶液pH変化と鉛イオン除去量の定量的関係から、溶存酸素が光電析反応に関与する反応機構を明らかにした。
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