研究課題/領域番号 |
23651092
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
藤木 道也 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00346313)
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研究分担者 |
川崎 剛美 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (60334504)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 光学活性 / 円偏光 / 円偏光発光 / 凝聚体 / パイ共役高分子 / 溶媒 / スピン / アゾベンゼン / 散逸構造 / ホモキラリティー / コアセルベート / 高分子 / 凝集体 / 強磁場 / 鏡像対称性 |
研究概要 |
本研究の検討材料に、フルオレン環とビチオフェンを主鎖上で共重合させたアキラル高分子(PF8T2)を用いた。約1μm程度の粒子状PF8T2に対してフォトニックスピンの注入と閉込効果により鏡像対称性の破れが効果的に起こることを実験的に示した。円偏光のみでPF8T2凝集体から非 常に強い光学活性の発生、光学活性のラセミ化、光学活性の反転、光学活性の長期保持特性が完全制御できた。また円偏光発光性も付与することに成功した。物理的不斉源として円偏光の持つスピン特性の重要性を認識した。化学的不斉源がなくても、フォトクロミックな部位がなくても円偏光の照射のみで不斉の発生と制御ができることを明らかにした。
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